登録配当金受領口座方式とは

登録配当金受領口座方式とは、あらかじめ指定した1つの銀行口座等で、保有する全ての銘柄の配当金をまとめて受け取る方式です。手続きが簡単な一方、NISA口座内の配当金は非課税になりません。

仕組み

登録配当金受領口座方式は、証券会社を通じてあらかじめ指定した1つの銀行口座等に、 保有している複数の銘柄・複数の証券会社にまたがる配当金をまとめて振り込んでもらえる 受取方法です。証券会社ごとに口座を確認する手間がなく、配当金の管理がしやすい点が 特徴です。

株式数比例配分方式との違い(NISA非課税の可否)

配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」「登録配当金受領口座方式」「配当金領収証方式」 「個別銘柄指定方式」の4種類がありますが、このうちNISA口座内の配当金を非課税にできるのは株式数比例配分方式を選択している場合のみです。登録配当金受領口座方式を 選択していると、NISA口座で保有する株式の配当金であっても課税扱いとなってしまいます。 NISAの非課税メリットを配当金についても受けたい場合は、証券会社で受取方法を株式数 比例配分方式に変更しておく必要があります。

受取方法の変更について

配当金の受取方法は、各証券会社のウェブサイトや窓口で変更できます。変更は口座単位では なく、証券保管振替機構(ほふり)の名寄せにより同一名義人と判定される口座全体に反映 される点に注意してください。正確な手続き方法は、ご利用の証券会社に直接ご確認ください。

本記事の内容は執筆時点(2026年9月)の制度に基づきます。NISA制度・証券保管振替機構の 取扱いは将来変更される場合があるため、最新の情報は国税庁やご利用の証券会社でご確認 ください。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

登録配当金受領口座方式とNISAは併用できますか?
口座自体は併用できますが、登録配当金受領口座方式を選択している場合、NISA口座で保有する株式の配当金であっても課税扱いとなり、非課税の恩恵を受けられません。NISA口座の配当金を非課税にしたい場合は、株式数比例配分方式(関連ページ参照)へ変更する必要があります。
株式数比例配分方式と何が違いますか?
登録配当金受領口座方式は、指定した1つの銀行口座等で全銘柄の配当金をまとめて受け取る方式です。これに対し株式数比例配分方式は、保有株式数に応じて各証券会社の取引口座に分けて受け取る方式で、NISA非課税の対象になる点が最大の違いです。