証拠金取引とは
先物取引やオプション取引(売り建て)では、取引金額の全額を用意する必要はなく、 その一部を「証拠金」として取引業者に預けることで売買できる仕組みになっています。 この仕組みにより、少ない資金で大きな金額の取引を行うこと(レバレッジ)が可能になります。
証拠金維持率と追証(追加証拠金)
取引開始後、相場の変動によって評価損が拡大すると、証拠金の残高(証拠金維持率)が 一定水準を下回ることがあります。この場合、取引業者から追加の証拠金の差し入れを 求められることがあり、これを「追証(おいしょう)」と呼びます。
追証に対応しない場合の取り扱い
指定された期限までに追証(追加証拠金)を入金しない場合や、証拠金維持率が 一定水準をさらに下回った場合、取引ルールに基づき保有しているポジションが 強制的に決済される(ロスカットされる)ことがあります。これにより、想定より大きな 損失が確定してしまう可能性があります。
証拠金取引に関する注意点
証拠金取引は、レバレッジを効かせられる分、相場が想定と逆に動いた場合の損失も 大きくなりやすく、預けた証拠金の額を超える損失(元本超過損)が生じる可能性がある点が、株式の現物取引とは大きく異なります。取引を始める前に、証拠金・追証の仕組みと リスクを十分理解しておくことが重要です。
