ROE(自己資本利益率)とは

ROE(Return On Equity、自己資本利益率)とは、会社が株主から預かった自己資本を使って、どれだけ効率的に利益を上げているかを示す指標です。

ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

何を表す指標か

ROEは、会社の「資本を使ってお金を稼ぐ力」を示す収益性の指標です。同じ利益額でも、 使っている自己資本が少ないほどROEは高くなります。

見方・注意点

  • 負債(借入)を増やして自己資本を相対的に小さくすると、実態の収益力が変わらなくてもROEは上昇します。財務レバレッジの状況もあわせて確認することが大切です。
  • 一時的な特別利益等でROEが跳ね上がることもあるため、単年度の数値だけでなく複数年の推移を見ることも参考になります。
  • 業種によって適正なROE水準は異なります。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

ROEは高いほど良いのですか?
自己資本を効率的に使えているとされる一方、借入(負債)を増やすことでもROEは上昇するため、ROEの高さだけで財務の健全性を判断することはできません。自己資本比率などの指標もあわせてご確認ください。
ROEの目安はどれくらいですか?
業種によって適正水準は異なりますが、日本市場では8%程度が一つの目安として語られることがあります。これは一般論であり、個別企業の評価を保証するものではありません。
ROEが15%あれば優良企業と言えますか?
ROE15%は一般的な目安(8%前後)を上回る水準ではありますが、それだけで「優良企業」と判断することはできません。負債の水準、利益の持続性、業種特性等もあわせて確認することが大切です。ROEが高い会社によく見られる特徴としては、資本効率を意識した経営(自己株式取得等)や、少ない資本で大きな利益を生むビジネスモデルが挙げられることがあります。