株式分割とは

株式分割とは、1株をあらかじめ定めた比率で複数の株式に分割し、発行済株式数を増やす企業行動です。

何のために行われるか

株式分割は、株価が高くなりすぎた銘柄の投資単位を引き下げ、より多くの投資家が売買しやすい 水準に戻すことを主な目的として実施されます。例えば1株を2株に分割すると、発行済株式数は 2倍になり、理論上は株価が分割前の2分の1になります。

見方・注意点

分割の前後で会社が保有する資産や生み出す利益の総額は変わらないため、企業価値そのものが 増減するわけではありません。分割によりEPS・BPSは比率に応じて小さくなる一方、PER・PBRなどの 倍率指標は理論上変わらない点も覚えておくとよいでしょう。分割の発表が株価に与える影響は 銘柄や状況によって異なり、一律の傾向があるとは言えません。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

株式分割をすると株価は上がりますか?
株式分割は1株を複数に分けて発行済株式数を増やす手続きであり、理論上は分割比率に応じて株価も下がるため、会社の価値そのものが変わるわけではありません。投資単位が下がり購入しやすくなることが需給面でプラスに働くと見られることもありますが、必ず株価が上昇するとは限りません。
株式分割でEPSやBPSはどう変わりますか?
発行済株式数が増える分だけ、EPS(1株当たり利益)やBPS(1株当たり純資産)は分割比率に応じて小さくなります。会社全体の利益や純資産の総額自体は変化しません。