MACD・RSI等のテクニカル指標の基礎

移動平均線以外にも、MACDやRSIといった「オシレーター系」と呼ばれるテクニカル指標があります。基本的な仕組みと留意点を整理します。

MACDの基本的な仕組み

MACD(マックディー)は、2本の指数平滑移動平均線の差を用いて、トレンドの方向性や勢いの変化を 捉えようとする指標です。MACDラインとシグナルラインという2本の線を用い、両者の位置関係の 変化からトレンドの転換点を推測しようとする考え方に基づいています。

RSIの基本的な仕組み

RSI(相対力指数)は、一定期間における値上がり幅と値下がり幅の割合をもとに算出される、 0%から100%の範囲で表示される指標です。一般的に数値が高い水準にあると「買われすぎ」、 低い水準にあると「売られすぎ」の状態にあると解釈されることがあります。

オシレーター系指標の共通する考え方

MACDやRSIのような指標は「オシレーター系」と呼ばれ、株価の過熱感やトレンドの勢いの変化を 数値化して捉えようとする点で共通しています。移動平均線がトレンドの方向性を把握するのに 適しているとされる一方、オシレーター系指標は値動きの勢いの変化を捉える補助として使われる ことが多いとされています。

活用する際の留意点

これらの指標が特定の水準に達したことや、線同士が交差したことは、あくまで過去の値動きから 算出された結果であり、その後の株価の方向性を保証するものではありません。強いトレンドが 続く局面では、買われすぎ・売られすぎとされる水準にとどまり続けることもあるとされています。 単独の指標に依存せず、複数の情報を組み合わせて総合的に判断する姿勢が重要です。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

RSIが70%を超えたら必ず株価は下がりますか?
RSIが高水準にあることは、短期的に買われすぎの状態にあると解釈されることがありますが、その後必ず株価が下落するとは限りません。強いトレンドが続く局面では高水準が継続することもあるとされています。
MACDとRSIはどちらを使うべきですか?
MACDはトレンドの方向性の変化を捉えることを目的とし、RSIは値動きの過熱感を捉えることを目的とするなど、それぞれ着眼点が異なるとされています。目的に応じて使い分けたり、組み合わせて確認したりする考え方があります。