損切りとは?ルールを決めておく考え方

評価損を抱えた株式を、あらかじめ決めた基準で売却して損失を確定させることを損切りと呼びます。その必要性とルールの決め方を整理します。

損切りとは

損切りとは、保有している株式の評価損が一定の水準に達した際に、それ以上の損失拡大を避ける ために売却して損失を確定させることをいいます。「ロスカット」と呼ばれることもあります。

なぜ損切りルールが必要か

株価が下落した際、「いずれ値を戻すのではないか」という期待から売却の判断を先延ばしにして しまい、結果的に損失が拡大してしまうケースがあるとされています。あらかじめ売却の基準を 決めておくことで、こうした判断の先延ばしを防ぐ工夫として損切りルールが位置づけられています。

損切りラインの決め方の例

  • 購入価格から一定の下落率(例:−10%など)に達したら売却する
  • 移動平均線など、特定の価格水準を下回ったら売却する
  • 投資の前提としていた業績見通しなどが崩れたら売却する

どの基準が適切かは投資方針やリスク許容度によって異なるため、自分自身の考え方に合った ルールをあらかじめ設定しておくことが大切とされています。

感情に左右されないための工夫

あらかじめ売却価格を指定できる逆指値注文を活用することで、株価を随時確認していなくても 決めておいたルールに沿った売却を行いやすくなります。感情的な判断による先延ばしを防ぐ 手段の一つとして活用されています。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

損切りは必ずした方がよいのですか?
投資方針によって考え方は異なり、必ず損切りすべきというものではありません。ただし損切りのルールを事前に決めずに保有を続けると、損失が拡大しても判断を先延ばしにしてしまいやすいという指摘もあります。
逆指値注文とは何ですか?
あらかじめ指定した価格まで株価が下落した場合に、自動的に売り注文が出される注文方法です。損切りのタイミングを事前に決めておく手段の一つとして利用されています。