成長株投資に伴う一般的な留意点
成長株投資は将来の高い成長を期待して投資する手法であるため、期待が実現しなかった場合の株価の 振れ幅が大きくなりやすい傾向があるとされています。ここでは、よく指摘される失敗パターンを 整理します。
よく指摘されるパターン
- 成長期待の過熱:将来の成長性への期待が先行し、現在の利益水準に対して株価が 大きく上振れて評価される状態です。期待通りの成長が実現しなければ、株価が大きく下落する 可能性があります。
- 決算の未達による急落:成長期待が高く織り込まれている銘柄では、決算内容が 市場予想をわずかに下回っただけでも、株価が大きく調整されることがあります。
- 成長の鈍化を見逃す:これまで高い成長率を維持してきた企業でも、事業が成熟するに つれて成長率が鈍化することがあります。過去の成長ペースが今後も続くと前提してしまうことへの 留意が必要だとされています。
- 資金調達や希薄化のリスク:成長投資のための資金調達(増資等)が発行済株式数の 増加(希薄化)につながり、1株当たりの価値に影響する場合があります。
向き合い方の一例
これらのリスクを完全に避ける方法はありませんが、成長率とPERのバランス(PEGレシオ等)を確認する、 単一銘柄に集中させず複数銘柄に分散する、決算発表など重要イベントの前後で値動きが大きくなり やすい点を踏まえておく、といった考え方が一般的な留意点として挙げられています。
