「出口戦略」とは
積立投資では「いつ・いくら投資するか」という入口の計画に注目が集まりがちですが、 「いつ・どのように取り崩すか」という出口の計画も同じくらい重要だと言われます。 NISAは非課税というメリットがある一方、いつ売却するかは制度上自由に選べるため、 あらかじめ方針を考えておくことが望ましいとされています。
考え方の一例
- 目的から逆算する:教育資金・住宅購入・老後資金など、使う目的と時期が 決まっている場合は、その時期に向けて取り崩し計画を立てる考え方があります。
- 一括ではなく段階的に取り崩す:全額を一度に売却すると、その時点の市場価格に 結果が大きく左右されます。複数回に分けて取り崩すことで、価格変動の影響を平準化する 考え方もあります。
- 非課税枠の再利用を意識する:新NISAでは売却した分の非課税枠が翌年以降 再利用できるため、全て売り切るのではなく必要な分だけ売却するという選択肢もあります。
注意点
市場が下落している局面で急にお金が必要になり、やむを得ず安値で売却してしまうと、 それまでの運用益が目減りしてしまう可能性があります。急な出費に備える生活防衛資金は NISAでの運用とは別に確保しておくことも、出口戦略を考える上での一般的な留意点として 挙げられます。
