金融政策とは
金融政策とは、中央銀行が政策金利の操作や資産の買い入れ等を通じて、物価の安定や経済の持続的な成長を 図るために行う一連の政策のことです。日本では日本銀行が金融政策決定会合を通じて金融政策の方針を 定めているとされています。
金融緩和と金融引き締め
金融政策は、大きく「金融緩和」と「金融引き締め」に分けて説明されることが一般的です。 金融緩和は、政策金利の引き下げや資金供給量の拡大等を通じて、市場に資金が流通しやすい状態を作る政策とされています。 反対に金融引き締めは、政策金利の引き上げ等を通じて、過熱した経済活動や物価上昇を抑制する方向の政策とされています。
金融政策が株価に影響しうる経路
金融緩和は、金利低下を通じた株式評価額の押し上げ、企業の資金調達コストの低下、 投資資金の株式市場への流入促進など、複数の経路を通じて株価にプラスに働きやすい方向性を 持つという考え方が紹介されることがあります。金融引き締めについては、一般的にこれと逆方向の 影響が生じやすいとされています。ただし、これらはあくまで理論上の傾向であり、常に同じ方向に働くとは限りません。
金融政策を見る際の留意点
株価は金融政策の内容だけでなく、市場が事前にどのような政策を織り込んでいたか、 企業業績や海外市場の動向など、多くの要因が複合的に影響して形成されるとされています。 金融政策の発表内容を確認する際は、政策の方向性そのものだけでなく、市場の事前予想との比較も あわせて参照する考え方が一般的です。
