出口戦略とは
出口戦略とは、積み立ててきた資産を「いつ・どのように」取り崩していくかという計画のことです。 資産形成期には「積み立てる」ことに関心が向きがちですが、取り崩す局面での考え方も、 長期投資の成果を実際の生活に活かす上で重要だとされています。
代表的な取り崩し方の考え方
- 定額取り崩し:毎月・毎年、決まった金額を取り崩す方法です。生活費など 必要な金額が明確な場合に検討されることがありますが、資産残高が少なくなった状態で 相場が下落すると、取り崩す割合が相対的に大きくなる点に留意が必要です。
- 定率取り崩し:資産残高に対して一定の割合(例:年4%等)を取り崩す方法です。 残高に応じて取り崩し額が変動するため、資産の枯渇リスクを抑えやすいという考え方がある 一方、市況によって取り崩せる金額が変動します。
- 段階的な取り崩し:一括ではなく複数回に分けて取り崩すことで、特定の タイミングの価格に結果が大きく左右されることを避けようとする考え方です。
取り崩しのタイミングに関する留意点
相場が下落している局面で多くを取り崩してしまうと、その後の回復局面の恩恵を十分に受けられない 可能性があります。急な出費に備える生活防衛資金を別途確保しておくことや、取り崩しの時期を 分散させることが、一般的な留意点として挙げられています。
NISA口座の場合の留意点
NISA口座で運用している場合、非課税枠の再利用制度など制度特有の考慮点もあります。詳しくは 「NISAの出口戦略、いつ売ればいい?」もあわせてご確認ください。
