信用取引にかかるコストの種類

信用取引には現物取引にはない金利・貸株料・逆日歩などのコストが発生します。取引を検討する際に知っておきたい代表的なコストを整理します。

金利(買方金利)

信用取引で「買い」を行う場合、証券会社から購入資金を借り入れる形になるため、その資金に 対して金利が発生します。保有期間が長くなるほど金利負担が積み重なるため、短期間での 決済を前提とした制度として使われることが多いとされています。

貸株料

信用取引で「空売り(信用売り)」を行う場合、証券会社から株式を借りることになり、その 対価として貸株料が発生します。金利と同様、保有期間が長くなるほど負担が大きくなる コストです。

逆日歩(品貸料)

空売りの注文数が証券会社の在庫を上回った場合、証券会社は市場から株式を調達する必要が 生じ、その際のコストとして「逆日歩(品貸料)」が発生することがあります。逆日歩は 需給状況によって日々変動し、事前に金額を正確に把握することが難しいコストとされています。

その他の手数料

これらに加えて、現物取引と同様に売買手数料も発生します。信用取引は現物取引に比べて 発生するコストの種類が多いため、想定される損益を検討する際は、こうしたコストも 含めて考えることが大切です。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資手法・銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

信用取引のコストは現物取引の売買手数料より高いですか?
信用取引では売買手数料に加えて金利や貸株料などのコストが発生するため、保有期間が長くなるほど現物取引よりもコスト負担が大きくなる傾向があります。取引を検討する際はこれらのコストを含めて損益を考える必要があります。
逆日歩は事前にわかりますか?
逆日歩は空売りの需給状況に応じて日々変動するもので、発生するかどうかや金額を事前に正確に予測することは困難とされています。空売りを行う際はこうした不確定なコストが発生しうる点を理解しておく必要があります。